2023年8月~9月にワンピースオンアイスが開催されています。出演しているスケーターたちにフィギュアスケートファン以外から注目が集まっているので、入門編と題して出演スケーターたちの紹介をしていこうと思います。今回はおそらく最も注目を集めているであろうサンジ役を務めた島田高志郎選手の紹介です。
プロフィール
- 氏名:島田 高志郎(しまだ こうしろう)
- 生年月日:2001年9月11日(2023年8月12日現在 21歳)
- 出身地:愛媛県松山市
- 現拠点:スイス,シャンペリー
- 趣味:美味しい所巡り、温泉、サウナ、料理
- 身長:176cm
- コーチ:ステファン・ランビエール
- 主な実績:2022年全日本選手権準優勝、2018年ジュニアグランプリファイナル銅メダル
- SNSアカウント:Instagram
島田選手は愛媛県出身、6歳でフィギュアスケートを始めています。その後、よりフィギュアスケートに専念するため小学4年生で愛媛県から岡山県に移住、15歳で岡山県からスイスに単身でスケート留学しています。
ちなみに、時折見せる「人生何週目?」という言動から、一部のファンからは「高志郎氏」から派生して「孔子老子(こうしろうし)」と呼ばれています。
トピックス
物語に入り込むような表現
彼のフィギュアスケーターとしての特徴は、世界観に没入するような表現だと思います。昨シーズン演じたチャップリンメドレーでは、哀愁漂う、そしてどこか楽しげなチャップリンを演じました。彼にしかできない表現、彼だからできる表現を持った稀有なスケーターです。
トリノ五輪銀 ランビエール門下生
島田選手のコーチは、2006年トリノオリンピック銀メダリスト、世界選手権優勝2回(2005~06年)の実績を誇るステファン・ランビエールさんです。ランビエール門下生には他にも、世界選手権2連覇中(2022~23)の宇野昌磨選手、2018年平昌・2022年北京オリンピックのラトビア代表デニス・ヴァシリエフス選手らがいます。
ランビエールコーチはスイスのシャムペリーというのんびりした田舎町を指導拠点としているので、島田選手もシャムペリーで生活しています。ちなみに、ランビエール門下生になる選手、全員のルックスが非常に良いため、「ランビエール顔採用説」が一時騒がれました。
日本人離れした8頭身スタイル
全日本選手権に初出場を果たしたのは、本人が14歳だった2015年。まだ中学生ですが、そのころから足が異常に長いという印象がありました。この頃からすでに体の3分の2が足であるように見えます。(それは言い過ぎ)
小さい頃は手足が長くても、成長するにつれて一般的なスタイルになっていくことも多いですが、島田選手は小さい頃のスタイルそのまま体の全パーツが成長していった印象があります。18~19歳だった2019年頃にはすでに2023年現在のスタイルになっていますが、逆に動きにくいのではないかと思うくらい手足が長くスタイルが良いです。
2023年世界選手権6位、ワンピースオンアイスではコーザ役を務めた友野一希選手とは仲が良く、2人で裏原宿に買物に行ったとき、服屋さんでコーディネートされた島田選手を見た店員さんが、あまりのスタイルの良さとかっこよさに大興奮していたという話が友野選手によって語られています(該当記事)。
ちなみに、島田選手の同門であるデニス・ヴァシリエフス選手と足の長さ勝負したことがあるそうですが、その時はヴァシリエフス選手の方が足が長かったと語っていました。
また、元々かなり線が細い印象でしたが、スイスのステファン・ランビエールコーチの指導のもと、氷上トレーニングだけでなく陸上トレーニングにも取り組み、筋力をかなりつけてきた様子も見せていました。
童顔
先の動画を見ていただければわかると思いますが、かなり童顔ではないでしょうか。にこっと笑った時の笑顔は中学生の頃から何も変わりません。ちなみに私は先月のアイスショーを最前列で観戦した時、島田選手が最後のフィニッシュポーズを目の前でしてくれました。その時、目の前で見せてくれたくしゃっとした笑顔が忘れられません。
あの超絶スタイルに童顔が付いているギャップがすごいです。
お酒に強い
こちらも友野一希選手からの情報ですが、島田選手はお酒に比較的強い体質のようです。以下のように語っています。
高志郎はたくさん飲むわけではないのですが、体質的に僕よりお酒が強いので、僕が「はぁぁ」となっていても、彼はぴんぴんしてますね。あ、草ちゃん(=山本草太選手)はコーラです。
友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.24
たまーにアップされる選手間の飲食時のお写真等でも、他の選手はソフトドリンクを飲んでいても、島田選手の前にはビールジョッキが置かれています。あんなに童顔なのにお酒が強いというギャップがあります。
英語ペラペラ
ランビエール門下には世界中から選手が集まってきているためか、選手達は英語でコミュニケーションをとっているようです。スイス生活が5年以上になる島田選手は英語を流暢に話している姿がしばしば見られます。同門の宇野昌磨選手はそこまで英語が得意ではないため、宇野選手の通訳をしたこともあるそうです。
童顔からは想像できない低音ボイスも彼の魅力の1つです。
趣味は料理
島田選手の趣味欄にはここ数年「料理」の記載があります。彼は実家を離れてスイス生活をしているため、自炊もしくはランビエール門下生のメンバーと一緒に料理しているようです。数年前には、ヴァシリエフス選手と一緒にスイスでメンチカツを作っている様子がInstagramにアップされていました。
ちなみに、ヴァシリエフス選手は島田選手の好きなところは何か?と問われて、「どんな料理が用意されてもNoと言わないところ!」と語っています。
まとめ
島田選手はどんな選手か?以下のようにまとめられると思います。
- 独自の世界観を表現するスケーター
- ステファン・ランビエール門下生
- 漫画のような8頭身スタイル…なのに童顔
- 童顔…なのにお酒が強い
- 童顔…なのに声は低め
- 英語はペラペラ
- 趣味は料理!ランビエール門下生のメンバーで一緒に料理することも
とにもかくにもギャップが多すぎる。よくここまでギャップばかり集めた人類が誕生したなと言いたいくらい。
改めて見てみると、今回ワンピースオンアイスで演じたサンジ要素多いですよね。スタイルといい、料理といい。
今回の記事だけでは、島田選手の魅力を完全に伝えられない!ので、ワンピースオンアイスを見て気になった方はぜひYouTube等で動画を探してみてほしいなと思います。また、10月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されるジャパンオープンにも出場予定なので、興味がある方はそちらも観戦してみてください!
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