北京、中国|2025年9月18日(木)~9月21日(日)
会場
北京国家体育館(中国・北京)
配信
未定※確定次第追記
チケット
未定※確定次第追記
主な出場選手(予定)
男子シングル(残り5枠)
ピョートル・グメンニク(中立選手・ロシア)
女子シングル(残り5枠)
- アデリア・ペトロシャン(中立選手・ロシア)
- アナスタシア・グバノワ(ジョージア)
- ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
- ビクトリア・サフォノワ(中立選手・ベラルーシ)
ペア(残り3枠)
長岡柚奈/森口澄士
アイスダンス(残り4枠)
- 吉田唄菜/森田真沙也
- アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)
スケジュール(予定)
開催期間:2025年9月18日(木)~9月21日(日)
・2025年9月19日:アイスダンスRD、ペアSP、女子SP ・2025年9月20日:男子SP、ペアFS、女子FS ・2025年9月21日:アイスダンスFD、男子FS
展望
男子シングル
男子シングルは、オリンピック出場枠が残り5枠です。
出場者の中では、ピョートル・グメンニク(中立選手・ロシア)の実力が抜けています。2024年ロシア選手権では4位にとどまったものの、2025年ロシアグランプリファイナルで314.54点というハイスコアで優勝。五輪代表候補となりました。久しぶりの国際大会となるため、どのような評価を受けるのか確認する大会となるでしょう。
グメンニクはほぼ確実として、残り4枠を掴むのが誰(どの国)になるかが注目です。
女子シングル
女子シングルは、オリンピック出場枠が残り5枠です。が、大変なことになっています。
アデリア・ペトロシャン(中立選手・ロシア)は、2023~2024年ロシア選手権2連覇の実力者。オリンピック本戦でも優勝候補本命となりえる選手です。同じく中立選手である、ビクトリア・サフォノワ(中立選手・ベラルーシ)は、2022年北京オリンピックに出場。その後も状態を維持しており、4回転ループも成功させています。
そして、2023~2025年の3年連続でヨーロッパ選手権のメダルを獲得しているスーパースターことアナスタシア・グバノワ(ジョージア)、2022年世界選手権銀メダリストであるルナ・ヘンドリックスも出場します。オリンピック予選会のレベルでは全くありません。
ペトロシャン、グバノワ、ヘンドリックス、サフォノワの4人はそもそも今大会に出場するレベルではなく、オリンピック出場枠を獲得するのがほぼ確実です。実質残り1枠を争う大会になります。
ペア
ペアは、オリンピック出場枠が残り3枠です。
日本からは、長岡柚奈/森口澄士(ゆなすみ)がエントリー。パーソナルベスト順で見ると、ゆなすみは出場選手中3位とギリギリです。また、パーソナルベスト4位以下の選手もゆなすみに近い実力の選手が複数おり、全く油断ができない戦いとなりそうです。
後述するうたまさは、少なくともオリンピック団体戦の出場がほぼ確定しています。しかし、ゆなすみの場合は木原/三浦(りくりゅう)が既にオリンピック出場権を得ているため、自らの手で枠を獲得しない限りオリンピック出場することはできません。正念場となります。
アイスダンス
アイスダンスは、オリンピック出場枠が残り4枠です。
日本からは吉田唄菜/森田真沙也(うたまさ)がエントリー。
実力者アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)がなぜか今大会にいます。アリソン・リードは、日本のアイスダンスペアとして活躍したキャシー・リード/クリス・リードの妹です。2024年世界選手権6位、ヨーロッパ選手権銅メダルの実力者であり、ほぼ確実に彼らは1枠を持っていくでしょう。
実質残り3枠ですが、うたまさのパーソナルベストを上回る組がアリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィチウスを除いても6ペアいます。実力を出し切るだけでは足りず、これまでの自分たちを大きく超える演技が求められます。
ただ、先述のとおり、日本は団体戦の出場がほぼ確定しており、日本のアイスダンスペアの中でうたまさの実力が抜けていることから、団体戦に出場することはほぼ確実です。あとは個人戦に出場できるかどうかの戦いとなります。
公式結果・関連リンク
関連記事
ピョートル・グメンニクの戦績
グメンニクを始めとしてロシア男子選手の戦績をまとめています。
補欠のウラジスラフ・ジキジについても記載あり。

アデリア・ペトロシャンの戦績
ペトロシャンを始めとしてロシア女子選手の戦績をまとめています。
補欠のアリーナ・ゴルバチョワについても記載あり。

コメント