ジュニアグランプリシリーズ2025 第4戦

タイ・バンコク|2025年9月9日(火)– 9月13日(土)

目次

会場

バンコク(タイ)/IWIS International Training Center

配信

Skating ISU 公式YouTubeアカウントでライブ配信(アーカイブあり)

主な出場選手

男子シングル

蛯原大弥、中田璃士

女子シングル

島田麻央、髙木謠※、岡田芽依
※髙木選手はジュニアグランプリシリーズ第1戦が7位につき、本大会の出場が無くなりました…。

アイスダンス

山下珂歩/永田裕人組

スケジュール(概要)

大会期間:2025年9月9日(火)– 9月13日(土)

結果

ISUイベントページ

展望

男子シングル

日本からは、蛯原大弥、中田璃士がエントリー。

中田璃士はジュニアグランプリシリーズ第1戦で優勝。今大会優勝すれば、ジュニアグランプリファイナル出場が確定します。3位以上でもファイナル進出ほぼ確実です。実力は今大会出場メンバーの中では抜けているので、ターゲットはジュニアの世界歴代最高得点でしょうか。

蛯原大弥は3年連続のジュニアグランプリシリーズ出場。2年前はシリーズ2戦で銅メダル獲得しています。癖のない綺麗なジャンプとスケーティングが武器です。昨シーズンから組み込んでいる4回転ジャンプの成否がメダルの色を分けるでしょう。

女子シングル

日本からは、島田麻央、岡田芽依がエントリー。
元々、髙木謠がエントリーされていましたが、第1戦が7位と4位以内に入れなかったためエントリー取り消しとなりました。毎年のことながら厳しい世界…。

ジュニアでは負けなし記録が続いている島田麻央がついに登場。7~8月に怪我があったため、シリーズ後半のエントリーになったんでしょう。しかし、8月上旬のサマーカップ、下旬の東京夏季フィギュアではトリプルアクセルと4回転トーループを着氷する圧倒的な演技を見せて優勝。状態を戻してきています。彼女の実力からすると今大会の優勝はほぼ間違いなく、目標とする全日本選手権優勝に向けて、今大会はどんな演技で勝つかがポイントになるでしょう。

髙木謠に代わりエントリーされた岡田芽依は、ジュニアグランプリシリーズ第1戦で優勝。今大会優勝でジュニアグランプリファイナル初出場が確定。3位以上の場合もほぼ確実にファイナル進出が決定します。

その他、今大会は有力選手が多く出場します。トリプルアクセルを跳ぶことができる石崎波奈(オーストラリア)、エミリア・ネミロフスキー(アメリカ)、昨シーズンのジュニアグランプリファイナル6位のステファノワ・グラドキ(フランス)が揃い、ハイレベルな争いが期待されます。

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この記事を書いた人

ただのフィギュアスケートファン。フィギュアスケート現地観戦し始めて10年前後。現在も日本国内の大会・アイスショーに出没しています。
このブログでは現地観戦の感想、日々感じたことをのんびり書いています。

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